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ASDと診断された我が家のおぼっちゃまとアウトドアを楽しむブログ

教育委員会へ越境交渉

さて、みなさん。

この間の小学校見学記事で、「また今度書きます」っていうてた越境入学の話です。

 

みなさんは、「しないさせない越境入学」って標語知ってはります?

昔はようポスターで張り出されてたんやけど、最近もあるんかいな?

 

このポスターの言う越境入学は裏技を使った越境入学なんやけど、ワシらは教育委員会に掛け合って正式に大手を振って越境入学しよう思いましてん。

その場合は、「越境入学」って言うんやなくて定校変更」っていうらしいです。

 

そして、市をまたぐ場合は校区外通学」って言うらしいです。

 

ワシらの場合は、「定校変更」です

今まで越境入学、越境入学いうとったんですが、間違えた言葉つこうとりました。

お詫びして訂正します。

 

 

それで、教育委員会との交渉なんですが、アポ取るときに事前に概要だけ話しといたんですわ。

その時はカミさんが電話したんですが、特別な事情がない限り認めないって姿勢やったみたいです。

 

その特別な事情ってなんやいうたら、うちの市の場合下の9項目なんです。

 

  1. 引越しするけど、引き続き現在の学校を希望する場合

  2. 融資等の事情により、住民票を校区外に移したが、実際は校区内に住んでいるため、引き続き現在の学校へ就学を希望する場合

  3. 住居の建替え等で一時的に校区外に仮住まいするが、仮住まいの期間中、引き続き現在の学校へ就学を希望する場合

  4. 新しい住居に引越しすることが決まっているため、あらかじめ新しい住居のある校区の学校へ就学を希望する場合

  5. 保護者の就業等の事情で留守家庭となるので、保護者が他校区で経営する店舗のある校区の学校へ就学を希望する場合

  6. 保護者の就業等の事情で留守家庭となるので、市内在住の親戚等に託児するため、当該校区の学校へ就学を希望する場合

  7. 児童生徒に心身の特別な事情(いじめや身体的な理由等)又は保護者に身体的な理由があり、現在の学校では解決できなかったので、教育的配慮により異なる学校へ就学を希望する場合

  8. 保護者の疾病等の事情により、児童生徒を他校区に居住する親戚等に預けるが、教育的配慮により引き続き現在の学校への就学を希望する場合

  9. 兄姉がいる学校と異なる学校が就学指定校であるが、兄姉と同じ学校への就学を希望する場合

 

 

 

この条件、我が家には何も当てはまってないんです。。。(^_^;)

 

あえて言うなら7番なんやけど、「現在の学校では解決できなかった」わけではないので当てはまらんのですわ。

なんせ、まだ一日も行ってへんのですからね。

 

そやけど、これおかしいと思いません?

いじめや身体的な理由等が現在の学校では解決できなかった後で認めるんですよ。

 

”いじめられた後では遅い、、、通級に通うように言われてる子やし、子供の集団に入っていけない特性があるのに指定校の教頭先生には、「支援級はホントに人員が手薄で厳しいです。それでも良ければお待ちしてます。」って言われてるんですよ。”という方向で交渉しようとカミさんと作戦会議しまして、「交渉は1回じゃなくて何度も何度も通うことになるで」って、きびしい交渉になるのを覚悟で臨んだんですわ。

 

 

とりあえず、「話し合いの最後は次のアポを取って終わろう」と示し合わせて、教育委員会の事務室に入って行きましたら男性二人がすぐに対応してくださって別室に通されたんですけどね、「特別な事情がない限り認めない」の一点張りでしたわ。

 

まぁ、予想通りやったんですけどね、、、それでも、子供の特性や今、こども園でどんな様子かとか、小学校見学した両校の違いなんかを訴え続けたんです。

 

それでも答えは同じ特別な事情がない限り認めない」やったんですが、指定校の教頭先生が「支援級はホントに人員が手薄で厳しいです。」って言ったことを教育委員会側が問題視して、

 

 

 

教育委員会「支援級児童8人に対して一人の先生を付けるのはどの学校でも同じなので、この学校だけが「特別人員が手薄で厳しい」わけではない

 

 

ワシ「支援級児童8人やったら1人、支援級児童9人やったら2人でしょ?極端に言ったら支援級児童1人でも1人でしょ?同じではないですよね。数字だけの問題じゃないので各校の状況を見て判断するべきではないですか?」

 

 

教育委員会「まぁ、そうですけど、、、逆に教頭先生の言葉で気分を害されてないですか?」

 

 

ワシ「害してません。逆に正直に言ってくれて感謝してるくらいです」

 

 

 

風向きが変わりだしたのはこの会話から、そのあと

 

教育委員会「地域の児童たちと交友してもらうために地域の指定校に通うという意味があって、指定外交へは原則就学できません!」

 

カミさん「地域の児童たちとって言うなら、家から指定校まで2km、指定外交まで1kmなので、指定外交の方が学校が終わってから友達と遊びやすいです。指定外交の生徒達の家の方が近いんですから。」

 

 

と言うやりとりで、教育委員会はぐうの音も出ず、

 

 

カミさん「選挙の時は、私達大人は指定外交に行くんですよ。子供達はなんで指定校なんですか?住んでる地域の児童たちと交友をと言うなら、住んでる地域は指定外交です。」

 

教育委員会「・・・・・・」

 

 

ワシ、カミさんの心の中   (勝った)

 

 

 

この後教育委員会は何も言えず、、、だったんでぶっちゃけてみたんですよ。

 

「じゃあ、例えば私達の息子が指定校変更してもらうのに、いい手はないです?」って、そしたら、いろいろ考え出してくれまして、学務課とか当たってもらって取り敢えず、園に息子の様子を見にきてくれる事になったんですわ!

 

もう、その夜は祝杯でしたわ!

 

その数日後に、学務課から連絡ありましてね、なんと、思いもよらず上の8番の理由で指定校変更してもらう事になりましてん。

 

 

カミさんの両親が要介護でカミさんが介護してましてね。

指定外交の知り合いに放課後預けると言う事になりまして、晴れて大手を振って指定校変更してもらいましたんや。

 

 

あーっ、ホッとしたと思うて9月の連休に上高地に遊びに行きましたんやけど、新島々のバス停で学務課から連絡ありましてな、「指定外交の校長先生の許可を口頭でいいからもらってください」っていわれましたんや。

 

上高地

 

そんなもん、指定外交の校長先生からは、見学した時に「お待ちしてます」っていわれてたんで「もう指定校変更されたも同然や!」ってカミさんが弾んだ声で校長に電話したら「そんなことはない」って言い出しましてね。。。もう一緒に喜んでくれると思うてたんでビックリですわ。

 

暫くして、校長先生から折り返し電話があって、、、なんや校長先生が言うには「校長が承諾するものじゃない」と勘違いしたらしいです(−_−;)

 

 

最後はなんかスッキリせん結末なんですが、現実はドラマのようにはイカンいうことで。。。

 

 

 

因みに、入学してみると校長先生、別の人に変わってました♪(v^_^)v

 

 

 

それから、もし指定校変更をしようと思われる人がおられたら、下記のように決まりがあるので、注意です。

 

 

あらかじめ現在の在籍校の学校長に十分にご相談いただいた上で、必要な期間を許可する場合があります(ただし、学年が変わるごとに更新の手続きが必要)

 

 

私らの場合の必要書類

 

 1 診断書

2 預かり者の住所を証明できるもの(住民票、保険証、民生委員の証明等)

 3 居住証明書

印鑑

 

 

 

  • 通学上の安全確保については、保護者が責任を持っていただくこと。

  • 通学方法は、徒歩、電車・バス等の公共交通機関の利用又は保護者の自家用車での送迎によること。(自転車による通学、保護者が自転車に2人乗りさせての送迎は、認められません)

  • 通学に要する時間が、片道1時間以内であること(児童・生徒にとって、校区外からの通学が大きな負担とならないこと。) 

  • 保護者は、校区外からの通学について、あらかじめ就学希望校の学校長に十分相談していること。

 

 
 

自治体によって、違うかもしれませんので調べてから交渉してくださいね。