イヤイヤ期ってありまっしゃろ。
2歳前後でなるあれですわ。
うちのおぼっちまも2歳の誕生日を過ぎて少しした頃にきましてん。
何をするにも「いや!」っていいますねん。
そして、泣き叫びますねん。
今から思えば、これが癇癪の始まりやったのかも、、、
それまでは、たいして苦労も感じてなかったんやけど、泣き出したら何時間も泣き続けるおぼっちゃまにうちのカミさん、手を焼いとりました。
そして、あまりにも長時間泣き叫び暴れ回る我が子に成す術なく、ワシが会社から帰ってきたらカミさんが泣いてることもありましてん。。。我が子が憎く感じてしまうって、、、
2歳児ゆうたら一般的には可愛い盛りでっしゃろ?それが憎く感じてしまうほどの暴れっぷりで泣き叫びっぷりでしたんや。
それが、1時間やったら短い方で2時間以上はザラに暴れまわります。
まさしく、暴君ですわ。。。
家でずっと2人っきりのカミさんは、精神的にも肉体的にもかなり厳しかったんです。
この頃は、まだウチの子がASDやなんて露にも思うとりませんから、イヤイヤ期はみんなこんな壮絶な子育てしてて、これが当たり前や思っとりましてん。
こんな当たり前のことが辛くて我が子が憎く感じるなんて、母親失格やっと思うたら、また余計に辛かったみたいなんです。
そやけど、イヤイヤ期には終わりがおます!
短くて1ヶ月、長くて1年言われてるけど、「イヤイヤ期が終わるまで頑張ろ」って2人で励まし合ってましてん、、、これイヤイヤ期やないのに。。。
それから、1ヶ月が経ち半年が過ぎて一年経っても終わりません、、、当然ですわASDなんやから。。。
その間、ワシは出世は諦めて毎日定時でトンズラしてましてん。
泊まりの出張も断って、飲み会も参加せず、、、毎日家に直行しとったんです。
良からぬことが起こるんやないかと、家で2人きりのカミさんと息子が心配で心配で、、、
理由は会社にも同僚にも伏せとりました。
そやから、会社でのワシの立場は結構危ういもんでした。
まぁ、今でも危ういんやけどね。
そやけど、会社のための人生やないので、いつでも辞める覚悟は出来とります。
生活レベルを落としてでも三人で暮らし続けたいなぁと、、、
ちょっと話がそれましたが、終わらないイヤイヤ期をずっと過ごしてきた訳ですが、カミさんは一年過ぎたあたりで「この子は他の子と違う」って思うたみたいで、定期検診で保健士さんに相談して、こんなアドバイスをもらいました。
この紙見たら、発達障害やないんかと思いまして、忠実にこの紙に書いてあることを頑張ってましてん。
習い事を見学に行ったり、地域の交流に参加したり、、、がんばっても全く出来ず、、、癇癪おこして、孤立して辞めるっていうのを繰り返してましてね。
その度にカミさんは心を削られてましてん。
ホンマは、保健士さんに相談するまでもなく、病院へ行ったらよかったんです。
そやけど、当時の私らは発達障害って定期検診で保健士さんが判断するのかと思うてまして、その為の検診やと思うてましたんや。。。
ホントに、ここ最近のおぼっちゃまの成長振りを見てると、この一年が悔やまれます。
もっと早く診断受けて療育通ってたらと、、、
いま、悩んでる方がおられたら、病院へ行くのをお勧めします。
行った結果、違うかったら万々歳やし、もし、そうやっても、少しでも早く療育を受けれるのはいいことです。
行って損はないと思いますよ。