キャンプとかハイキングとか

ASDと診断された我が家のおぼっちゃまとアウトドアを楽しむブログ

命より大事な我が家のおぼっちゃんのこと

 

息子の幼少期

 

息子は、小さい時からこだわりが強く睡眠が浅く人見知りと場所見知りがひどくて、ちょっとしたことですぐ癇癪起こして泣く子やったんです。

 

言葉もなかなか話せなくて、2歳半くらいまでまともな会話はできませんでした。

 

話しかけても無反応やったり、単語を一語ずつポツポツと話す程度。

 

カミさんは、息子が小さいころから地域の親子教室とか、ワークショップとかによく連れて行ってたんやけど、ほかの子と比べて少し違和感を感じてたみたいなんです。

 

それで、ネットでいろいろ調べたりして発達障害やないかと少し疑ってたみたい。。。

 

でも、3歳児健診で保健センターからは特に何も言われへんし、4歳児健診では通級に通うことを進められたんやけど、特に病院を進められるわけではなく。。。通っている通級の先生からも特に何も言われへんかったんですわ。 

 

息子の通うてたこども園は、異年齢の子も障害がある子もない子も分けずに一緒に保育するインクルーシブ教育っていうのをしてまして、障害については詳しいのやろうと思ってましたんやけど、カミさんが入園前に通ってた親子教室時代から何度も園に「発達障害では?」っと相談してたんですが、毎回、常套句のように「普通です。息子さんは成長していますよ。一緒に頑張りましょう」っていうんで私達もそう思いたいもんやから「気のせいやろか?」「考えすぎなんやろか?」と知らず知らず蓋をしてましてん。

 

それが年長さんになって5月ごろから人見知り場所見知りがひどくなりまして、子供たちの集団には全く入れなくなって、終いには電車のベンチシートに人と対面して座れんようになったんです。

 

そして、不安なのかこどもちゃんだけじゃなく人の集団がいると私達にしがみついて、隠れるようになりましてん、、、

 

「これはおかしい・・・」と思うたんですけど、園に相談しても常套句を言うだけであてになりませんので、どうしたらいいのか途方に暮れてたんですわ。

 

そしたら、ある友人が「発達外来を受診してみたら」ってアドバイスしてくれまして、、、今にして思えば診断するのは医者なんやから病院に行くのは当たり前なんやけど、当時は保健センターが検診の時に診断するんやと勘違いしとりました。

 

そして、2019年9月に自閉症スペクトラムと診断、、、

 

 

 自閉症の診断を受けて

 

 

人の集団が怖かったり、、、こだわりが強かったり、、、会話が苦手やったり、、、ボディコントロールが下手やったり、、、手先が不器用やったり、、、

 

 

出来ないことや苦手なことがいろいろあるんやけど、個性やったり私たち夫婦がうまく子育て出来てないんやとおもうてました。

 

そやから、自分を責めて悩んでたカミさんは診断されたとき正直「ホッとした」みたいです。

 

診断の日まで、生まれてから5年と8か月、息子は自閉症と気付かれずに辛い毎日を送ってたんやなぁっと思ったら悲しくなりました、、、

 

今の息子

 

 それ以後、週に三回の療育を受けて、今ではかなり特性が軽くなったように思います。

 

特に軽くなったなぁと感じるのは、癇癪の頻度とこだわり、そして人の集団を怖がらなくなりました。

 

そして、診断前は、だいたい泣いてるか怒ってるかやったんです。

 

それが、去年の夏休み明けから性格が明るくなって、冗談をよく言って私たちを笑わせようとするようになって、本人もニコニコ顔が増えました。

 

これはたぶん療育の効果もあるのでしょうけど、小学校のお友達のおかげやと思います。

 

 

難点は小学低学年男子の冗談なんで、ほとんど下ネタというのが私達には苦痛なのですが、、、💦

 

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