ディズニープラスではSHOGUNが話題だが、Netflixではジブリの火垂るの墓が190カ国に配信され大反響が起きているようだ。
私はこの「火垂るの墓」という映画を初めて見た時、強烈な衝撃を受け、絶対に二度と戦争を起こしてはならないと思った。
世界の紛争が起きている指導者達に是非見て欲しい。
そして、これからの世界を担う全ての子どもや若者達にも見て欲しい。
そして、これからの世界が幸せな世界になることを切に願う。
この作品は、戦争の現実を鮮烈に描き出し、心に深く刻まれる。
目の前で起きた悲劇を、我々に無言のうちに突きつけてくる。
戦争が人間から奪うもの、その無慈悲さは、あの無垢な兄妹の運命に凝縮されている。
紛争を引き起こす指導者達のために、無垢な子どもたちが、その身を削られ、未来を奪われる。
それが戦争の現実だ。
彼らがどれほど偉大だと自負しようが、一発の爆弾で燃え尽きる未来を見過ごすことは許されない。
そして、これを知らぬまま、平和の中で育った次の世代の子どもたちにも、この現実を伝えなければならない。
戦争は過去の出来事ではなく、未来にまで影を落とす厳然たる脅威であると。
火垂るの光に照らされて、消えゆく命たちの悲哀を感じない者には、人間の血が流れていないのかもしれない。
それでも、私たちは希望を捨てない。
次の世代が、あの光を無駄にすることなく、新しい世界を作り上げることを願う。
この映画を見た子どもたちが、世界を変える力を持つことを信じている。
それは私たちが過去から学び、未来に希望を持つ唯一の道だ。
戦争も紛争もおこしてはならない、、、絶対に。