2025年9月13日、三連休の初日に息子と一緒に大阪・関西万博(EXPO2025)へ行ってきました。
7月20日に淡路島へ釣りに行って以来の外出です。

ASD(自閉スペクトラム症)の特性もあって普段は人混みが苦手で、外出も少しハードルが高い息子ですが、この日は自分から「行こう」と気持ちが動いたタイミングを待って出発。
催促せず、急かさず、本人のペースを大切にしました。
さすが三連休の初日、会場はすごい人出。

入場までに40分も並ぶことに。
人波に飲まれるように歩いていると、息子が「頭が痛い」と言いました。

おそらく二次障害のようなもので、強い人混みや大きな音に長時間さらされると体調に表れるのだと思います。
それでも少しずつ歩みを進め、会場の雰囲気に触れるうちに、息子の表情も変わっていきました。
途中で食べたマンゴーかき氷がきっかけになったのか、緊張気味だった顔がふっと緩んだのが印象的でした。
冷たい甘さと人混みから少し離れた安心感で、心も体もほぐれたのだと思います。
本当は吉本興業のパビリオンを予約していたのですが、息子の出発が遅くなったため、残念ながら間に合いませんでした。
でも、それも仕方のないこと。
無理やり予定通りに進めるよりも、本人の気持ちを優先した方が結果的にはよかったと感じています。
会場内は木組みの大屋根リングが建築が美しく、歩くだけでも万博らしい雰囲気を味わえました。

人の多さには圧倒されましたが、そんな中で息子と並んで歩いた時間はかけがえのないものです。
「行けた」という事実自体が、私たちにとって大きな一歩でした。
今回の万博訪問は、息子にとってただの外出以上の意味があったと思います。
自分の意思で「行こう」と決め、人混みの中で頑張り、そして少し楽しさを見つけることができた。
その経験はきっとこれからの自信につながるはずです。
親としては予定通りに回れなくても構わない。
大切なのは「本人のペースで外の世界と触れ合うこと」。
そんな思いを改めて実感できた一日でした。
