雑記
ふと、京橋での飲み会の通知が舞い込んできた。 今やあの会社も昔話のようだが、どういうわけかこの街が俺を呼んでいる。 心なしか秋の風も少し冷たくなり、大阪の街が見知らぬ顔を並べ始めた頃合いだ。 糖尿病患者の標語が頭をよぎる。 「飲む前に歩け。」…
俺と体重――70キロを切ったその理由 野菜、タンパク質、そして炭水化物――この順番は鉄の掟 急激な変化には、理由がある 俺と体重――70キロを切ったその理由 気がついたら、70キロの壁を下回っていた。 そんな日が来るとは思ってもいなかった。 高校時代以来の…
ディズニープラスではSHOGUNが話題だが、Netflixではジブリの火垂るの墓が190カ国に配信され大反響が起きているようだ。 私はこの「火垂るの墓」という映画を初めて見た時、強烈な衝撃を受け、絶対に二度と戦争を起こしてはならないと思った。 世界の紛争が…
暑さ寒さも彼岸まで――そう聞かされながら、この夏の終わりにようやく救いの手が差し伸べられた。 昨日から、朝晩はあのじっとりとした空気が嘘のように、涼しい風が肌を撫でる。 昨晩は夕涼みも兼ねてウォーキングに出かけると、万博記念公園の方で花火が上…
私がキッチンに立ったのは、息子のためにふわふわのフレンチトーストを作ろうと思ったからだ。 準備は至ってシンプル。 卵を割り、牛乳を注ぎ、砂糖を適量。 バニラエッセンスの一滴が香りを引き立てる。 音も立てずに、ただ静かにボウルの中でかき混ぜた。 …
今日は引きこもりの息子が、久々に外の空気を吸うことに応じた。 ポケモンGOの力は侮れない。 だが、ゲームが目的であれ、家の中で沈み込んでいた息子が、外へ出ること自体が奇跡に近い。 家を出てからは思った以上に距離を歩いた。 いつもなら「疲れた」と…
最近、体の重さが気になっていた。 無意識に糖分を摂りすぎている自覚はあったが、なかなか制御できない。 糖尿病と診断され、医者からは食事制限を言い渡されたが、現実はそう簡単には変わらない。 そんな時だった。 知人が言うには「飲むだけで2kg減った」…
糖尿病患者にとって、「おやつ」という言葉ほど忌まわしいものはない。 甘い誘惑は命取り。 けれど、どうしても何か食べたくなる瞬間が訪れる。 そんな時に耳にするのが「ハイカカオのチョコレートがいい」という甘美な噂。 カカオ70%、80%、いや90%以上…
昼飯といえば、かつてはラーメン一択だった。 出張先でも、手軽でうまい。 だが、糖尿病と診断されてから、そのラーメンが敵となった。 無情な話だが、これが現実だ。 俺は自らの健康を守るために、新たな昼食の相棒を探す羽目になった。 そして見つけたのが…
会社を出た時、ふと夜空を見上げた。 そこには驚くほど見事な満月が、まるで静かに空を支配しているように輝いていた。 街の喧騒から抜け出すこともせず、僕はポケットからiPhoneを取り出し、レンズを向けた。 シャッター音が冷たい風の中に溶け込み、すぐに…
昼下がりの淀川区の片隅にその店はひっそりと佇んでいた。 暖簾には大きく「お食事処」とだけ書かれている。 どこかの時代に取り残されたような風情を漂わせている。 外からのぞくと、年季の入った木の扉が出迎えてくれる。 そこにたどり着いたのは偶然だっ…
地方の小さな駅に足を運ぶと、どこか時間が止まったような感覚に包まれる。 駅に人影はなく、静かな風景が広がる。 改札には「ピッ」とするICカードの端末さえなく、今では珍しい光景だ。 その駅には、ひときわ目を引くガラスケースがあった。 中に飾られて…
梅田の街に息子と二人、釣具店を目指して歩き始めた。 目的は、欲しいルアーを手に入れることだったが、実際には息子を外に連れ出すことが本当の狙いだった。 9月6日にオープンしたばかりのうめきた広場に差し掛かると、新しい広場の賑わいと、ビル群の隙間…
今年の春から、何かが違う。 ウグイスの鳴き声がほとんど聞こえない。 あの特徴的な囀りが、朝の静けさを破ることが少なくなった。 カブトムシも見かけることが少ない。 ひぐらしの鳴き声が薄れ、夏の終わりを告げる風物詩が消えつつある。 そして、タヌキさ…
それはある朝、胸と背中が燃えるように痛み出したことから始まった。 まるで長年煙たがっていた過去の記憶が、突然刃を向けてきたかのような衝撃だ。 とりあえず内科へ向かったが、そこでは心臓の異常は見当たらなかった。 「お前の心臓はまだ生きている」 …
山口県、光市。 俺は出張でこの土地に降り立った。 ビジネスのスーツは砂と汗にまみれ、時計の針は仕事の終わりを告げていた。 疲れた身体を引きずり、虹ヶ浜へと足を向ける。 こんな場所、いつもなら通り過ぎるだけだ。 しかし、今日は違う。 風が頬を撫で…
彼はもう「引きこもり」ではないのか? 「シェフの隠し味」として知られていたクレイジーソルト。 店頭で堂々と販売されている事実に矛盾を感じながらも、それを使わずにはいられない私たち。 そんな矛盾に満ちた日常を、まるで皮肉をこめて見つめる小学生が…
この街はいつものようにざわついていた。 車のクラクションが響き渡り、遠くで犬が吠える。 私の胸が痛むのは、街の喧騒のせいではない。 心臓の鼓動が早くなる。 何かがおかしい。 冷や汗が背中を伝う。 だから、会社帰りに病院に行った。 白衣の医師が眉間…
薄暗い部屋に響くのは、キーボードを叩く音だけだ。 モニターに映し出される「要注意」の文字が、無情にも目に突き刺さる。 「収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。」 この表示は、Googleアドセンスに取り組むはてなブ…
秋の夜は、一杯のウイスキーと共に深まっていく。 街の喧騒が遠のき、静寂が支配する時間帯。 そんな時、トップローダーの「ダンシング・イン・ザ・ムーンライト」がスピーカーから流れ出す。 メロディーが月光の下で踊るように軽やかに響き、歌声が心の奥底…
ダッチオーブンの中には、まだ昨晩の香りが残っていた。 リンゴチップの甘い煙が染みついた鋳鉄の底に、今夜の獲物を放り込む。 買ってきたばかりの焼き鳥が、その重厚な蓋の下で次第に煙に包まれていくのを見つめながら、俺は薄ら笑いを浮かべた。 洗わずに…
「10年」という数字が、我が家の家電たちに刻まれた運命のように思える。 寝室のエアコンの効きが悪くなり、その存在を見つめるうちに、「設計上の標準使用期間」という表示が目に入る。 その期間は10年。(メーカー問わずエアコンは10年) そして、その数字が…
夜が静まり返り、街灯が滲むほどの湿った空気がまとわりつく。 私は黙々と歩き続け、古びた家の前にたどり着いた。 手にはライターとおがら、そして心に詰まった言葉があった。 「迎え火」という儀式。 火を灯し、亡き者の魂を家に導く。 だが、私にはそれが…
まったく最近はウイスキーの値段が跳ね上がって、財布が悲鳴を上げてる。 昔はちょっとしたお小遣いで手に入ったもんだけど、今やボトル一本買うのに覚悟がいるってもんだ。 まるで、高級レストランでステーキを注文するような気分だ。 しかも、そのステーキ…
プロローグ その朝、俺はデスクの上に散らばる書類の山を見て、ふと思った。 「今日はもう無理だ」と。 社長の厳しい顔、同僚のため息、そして終わりなき会議。 そんな地獄の一日を予感した俺は、突如決断した。 机の上に「急用で外出します」と書いたメモを…
我が家は、新電力と呼ばれるNatureスマート電気を契約してますのやけど、ハガキが届きましてね。 そこには、6月末で電気の供給を停止します。 5月11日までに自分で他の電力会社と契約してね。 と書かれてまして、全く寝耳に水で驚きましたわ。 また急に突然…
プーチンのせいか、円安のせいか、食品、ガソリン、、、ホントに何でもかんでも値上げですな。 こんなにいろんなものが値上げするなら、当然お給料も上がってしかるべきなんですが、なぜかお給料は上がらない、、、 その差額は誰がかすめてますのやろなぁ。 …
昨日の、りっちゃんのセクシーショットでも全く伸びないPV、、、 komakuma.com 圧倒的不人気な我がブログな訳なんですが、今日は、な、な、なんと!7円もの収入がっ∑(゚Д゚) 何が起こってるんや!バズっとるんか!!っと思いながらPVを確認してみますといつも…
我が家には、以前にも紹介しましたコザクラインコのりっちゃんがいます。 komakuma.com 去年の5月7日に生まれましたので、もうすぐ1歳になります。 この頃は、クチバシがまだ黒いですね。 今は成長して黒い部分はすっかり無くなりました。 りっちゃん、シン…
ほぼワンオペで子育て、家事、仕事とこなしていましたんやけど、掃除と料理があまり上手くできておりませんので、少しでも時間節約できたらと、お掃除ロボットを導入しました。 お掃除ロボットといえばすぐ思いつくのはiROBOTさんのルンバなんですが、これが…